【スローピッチソフトボール】スポーツ、野球初心者にもおすすめ!誰でも楽しめる理由を解説。

スポーツ

 

週末に何か趣味を始めたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

特に運動不足解消のために何かスポーツをやりたいと思っている人も多いと思います。しかし、様々なハードルがあって踏み出しにくいのも事実。

  • ジムなどで1人でやるのは続かなさそう
  • 経験者の中に飛び込んでいくのは怖い
  • できるようになるまで時間がかかるのはしんどい
  • 道具を最初から揃えるのは嫌

あるいは大人になってから野球観戦にハマって、自分でもやってみたいと思っている人もいるかもしれません。

でも野球やソフトボールはメジャーなスポーツで大体草野球でやるといっても部活やクラブチームでやってきた経験者が多い競技。なかなか1から始めるにはハードルの高いスポーツだと言えます。

経験者でもブランクが大きいともう一度始めにくいところがあるでしょう。

そんなスポーツ、野球初心者からブランクのある経験者、そして現役で野球をやっている人まで一緒に楽しめる競技がスローピッチソフトボールです!

実際に何度かやった私が競技について体験を踏まえて解説していきます。

 

スローピッチソフトボールとは?野球初心者でも経験者でも楽しめる特徴

その名の通り、球を「スローピッチ(遅く投げる)」するソフトボールです。主な特徴は以下の通り。

  1. ピッチャーは遅く、高く山なりの球を投げる
  2. 奥行きのあるストライクゾーン
  3. 2ストライク後のファール=三振
  4. 守備は10人、攻撃は11人
  5. 盗塁、バント、パスボールはない

遅い球だから野球初心者でも打てる。それがスローピッチソフトボール!

ピッチャーは1.8mの高さまで達する山なりの投球をしなければならないというルールになっています。そのため、経験者にしか打てないような豪速球を投げることはできません。

そのため、初心者でもバットに当てやすい遅い球しか来ません。ボールのサイズも野球より大きいですし、きっと初心者でも打つ喜びを味わえるでしょう!

逆に野球、ソフトボール経験者はその緩やかな球にタイミングが合わず、待ちきれずに引っかけてゴロになってしまう、なんてことも結構あるのでビギナーズラックで初心者の方が成績がよかったりすることもあります。

経験者はコツを掴むと比較的簡単に柵越えホームランを打つことができるので面白いですよ!

私もホームランとはなりませんでしたが、フェンスギリギリの打球を飛ばしました。柵越えするにはある程度角度を付けることも重要になってきます。一緒のチームだった人の中には4打席連続柵越えホームランを打つ強者もいました。笑

スロービッチソフトボールの奥深さは特有の奥行きあるストライクゾーンにあり

スローピッチソフトボールではホームベースの下半分覆いかぶさるようにシートを設置します。ピッチャーが投球したボールがシートの上にノーバウンドで落ちるとストライクとなります。

この奥行きのあるストライクゾーンがスローピッチソフトボールの奥深さとも言えると思います。

なぜならストライクになる球が必ずしも打者が打てるゾーンに来るとは限らないからです。場合によってはバッターボックスの中を動かないと強く打ち返せないこともあります。

簡単にバットにボールを当てられる反面、より打球を遠くに飛ばしたいとなるとなると奥行きを使ったピッチャーとの駆け引きに勝利しなければなりません。

2ストライクからのファールは三振扱いになる。

攻撃時に気を付けなければならないのが、2ストライクになってから打つファールは三振扱いになってしまうこと。

つまり2ストライクになると次にストライクゾーンに来たボールはなりふり構わず打ってフェアゾーンに飛ばさなければならなくなります。

だから基本的に打者は早打ちすることが多いです。そうなると流れができやすく、打線がハマると大量得点が生まれやすいと感じます。一方で流れが悪くなると早打ちで淡泊な攻撃が続いてしまいます。

守備は10人、攻撃は11人。初心者にもできる役割がある。

守備はショートフィールダー(どこを守ってもいい野手)を入れた10人で行います。このショートフィールダーが守備では大きな鍵を握っていて、例えば内野の間を抜けた速い打球を外野の前に守ったショートフィールダーが捕って1塁に送球、アウトにすると守備側はとても盛り上がり、攻撃側の流れを止めることができたりします。

逆に通常であれば9人いれば最低限守備は成り立つ競技なので、守備に自信がない初心者をショートフィールダーに充てることもできます。一般的な守備位置はそれぞれ状況に合わせた動きがある程度決まっていますが、ショートフィールダーにはそれがないので初心者が守備の経験を積むにも適していると思います。

打撃は11人で行うので、守備は怖い人はバッティングだけやるというのも可能です。

スローピッチソフトボールに盗塁、バント、パスボールはない

ソフトボール同様にランナーのリードはなし。また盗塁もなしなので離塁は打者が打ってからになります。

バント、パスボールもなしなので打者が打たない限り、ランナーは進塁できません。例外としてタッチアップでの進塁だけは認められています。

 

スローピッチソフトボールはどこでできるのか

埼玉県南部を活動拠点とするリーグ・VSOの試合に参加させてもらっています。主に試合は秋ヶ瀬公園で行われています。

運動できる服装があれば参加できるのでぜひ参加してみてはいかがでしょうか?(グローブを貸してもらえるかは要相談)

1人での参加はもちろん、誰でもできるので家族や友人、カップルでも参加しやすいと思います。生涯スポーツとしての可能性も秘めていて、実際60歳を超える年齢の人も参加していました。基本的に1日に2試合行うので打つ機会もたくさん回ってきて、楽しいのでおすすめです!