アフロ田中の舞台・月光荘に宿泊!ゲストハウスを拠点に沖縄を安く、満喫する旅。

バタバタの沖縄入り。飛行機は1時間遅れ。

もうかなり今更感あるのですが、今年も2月に沖縄に行って参りました。

昨年に続いて2年連続、2回目の沖縄春季キャンプ来訪となります。

今年は2月10日〜21日の日程。10日の夜に到着の便で行ったので実質10日間程度の滞在でした。

 

行きの便は1時間以上遅れてしまい、那覇空港に着いたのは23時15分。到着した機内で宿の最寄り駅へ向かうゆいレールの最終が23時30分であると告げられ、絶望…。空港を荷物の受け取りのことを考えるとどうしたって間に合わない。頼むよ、ジェットスター。。

荷物は運良く早めに出てきたものの、空港から駅へ向かう連絡通路を移動している段階で23時30分を回ってしまい、半ばあきらめムードで走っていると駅員さんが改札の前でソワソワしながらこっちを見ている。

「これで乗って降りた駅で清算してください!」

どうやらゆいレールには料金後払いの降車駅清算きっぷという裏技が存在するようで、それを駅員さんは手渡してくれたのでした。おかげで満杯に入ったスーツケースとビジネスバックを抱え、発車ベルの鳴る最終のゆいレールに奇跡的に乗れたのでした。駅員さん、ありがとう!

ちなみに那覇空港発・首里行きのゆいレールの最終は平日、休日ともに23時30分が最終です。

あとはLCCだとジェットスターだけ那覇空港のターミナルが国内線と同じなので、LCC専用ターミナルに行く必要がある他の航空会社よりも移動時間が少なくて済むという利点があります。

 

宿泊はゲストハウスで。味のある佇まいの月光荘。

宿は2月10日〜17日までは月光荘というゲストハウスにしました。

極力コストを抑えたかったというのと、旅好きとしては行った先々での人との交流を楽しみたかったというのがあります。

まぁ月光荘はお世辞にも綺麗な施設ではありません(笑)でもいればいるほどその良さを感じられる場所でした。

どこからともなく昼から共有スペースに人が集まってきて、夕方にはこんな感じに。

ここでは毎日違うスタッフが夕食を作ってくれて、だいたい700円ほどで食べられます。長期滞在でもう外食は飽きた、一人旅で誰かと話しながら食事したいという人はおすすめ。朝ごはんも食べられます。

ある日の朝食・パンケーキ

22時なるとこのスペースのすぐ隣にあるドミトリーが消灯になるため、はす向かいにあるバー「つきのわ」にみんな移動します。

そこでは不定期でライブが行われていて、自分が滞在中にもありました。過去に月光荘を訪れた旅人たちが残していった歌が歌われたりするのですが、それが何とも心にしみるもので…。涙を流しながら聞いている人もいました。

アフロ田中の舞台・ゲストハウス「月光荘」

ちなみに後から聞いた話ですが、月光荘は現在も連載が続いている漫画・アフロ田中シリーズの「さすらいアフロ田中」の舞台となった場所だそうです。

名前は知っていましたが、読んだことはなかったので月光荘にあった単行本をパラパラとめくりましたが、なるほど確かに月光荘です。実在の人物も漫画の中に登場していたりするので、アフロ田中ファンにとってはたまらない場所なんでしょうね。実際何人かアフロ田中を読んでいて、憧れて泊まりに来た人もいました。聖地巡礼といったところでしょうか。

さて、沖縄入り初日は飛行機の遅れもあって、到着は日付が変わる頃になってしまいました。早速つきのわに行った後、共有スペースで話している常連と女子と会話しました。聞くところによると行きたい場所があるものの、週末でレンタカーが借りられず行くのが難しいとのこと。

自分は車は滞在中ずっと借りっぱなしですし、急ぐ旅でもないのでどうせならと思い、連れていってあげることにしました。

そんなわけで沖縄で初めてのドライブは野球とは全然関係ない行き先になったのでした。